女性農業者

女性のための持続可能な農業に関する国際会議があるそうです in Portland

元記事

Women in Sustainable Ag Conference Soliciting Workshop Proposals

http://blog.uvm.edu/wagn/2016/02/20/women-in-sustainable-ag-conference-soliciting-workshop-proposals/

今年で5回目になる、女性のための持続可能な農業に関する国際会議が2016年の11/30~12/2にポートランドにて開催されます。この会議で、参加者が更に学びのあるプログラムを体感できるようなワークショップが提案されているそうです。今年の会議のテーマは「回復力に対してコネクションを持つこと」だそうです。一体どういうことなのでしょうか?

この会議によって農家や教育者、技術面をサポートする人達や職や健康の分野で活躍するアクティビストの間に交流が生まれており、技術的なスキルやビジネススキルを向上させたり、女性の農業従事者や農業経営者の人口を増やすための政策を提言したりと、それぞれの交流が女性の自立自尊と農業の両方を向上させるための行動へと繋がっているそうです。

セッションは1回60分から90分程度を予定しており、様々な種類のセッションが予定されています。たとえばスピーカーが1人で行うセッションやプレゼンテーション、農家やサービス業従事者・アクティビストなどが参加するパネルディスカッションやテーブルごとに行うディスカッションなどのアイデアも出ています。もしかしたら自分の提言を修正するように言われたり、他の参加者と自分のワークショップを組み合わせるようなこともあるかも。単に聞き手として参加するのではなく、参加者ひとりひとりが能動的に参加することでよりアクティブな会議になりそうですね。

1つのセッションに対して25~40人が参加する予定で、プレゼンテーションやワークショップは以下の4段階に分けて行うそうです。

  1. 育てる

まずは、話し合うべき課題を洗い出します。ここでは現地での調査結果やすでに実践されているストラテジーなどの情報をシェアしていきます。

  1. 種を蒔く

成功し続けていく農場や地方産業を確立していくための構想を練るために、ワークショップを行います。参加者を巻き込めるようなインタラクティブで実践的な場になるそうですよ。ここで各参加者の経験値が活きてきます。良い結果を収穫するための、大事な種蒔きの時間です。

  1. 収穫する

農家からホワイトハウスへ、健康的な食糧システムや女性農業従事者がよりリーダーシップを発揮していくための提言を作成します。地方レベルでも国レベルでも影響力のある農家になるために、これまで育ててきたアイデアを更に発展させていきます。

  1. 繰り返す

作成した提言を提出する時です。持続可能な農業と女性に関する様々な提言が発表され、実行委員会の間で審議されます。全ての提言が可決されるとは限りません。自分のアイデアが腕試しされる時ですね。

プレゼンテーターとして参加すると、参加費が割引される特典もあるそうです。ぜひ積極的に参加してみませんか?
ウェブサイトはこちら http://2016wisa.org

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